耐震性や省エネ性に優れたツーバイフォー

地震や台風、火事といった災害に備える家を選びたいなら、2×4(ツーバイフォー)工法が最適です。ツーバイフォーは木造住宅の構造のひとつで、正式名称では枠組壁工法と呼ばれ、耐震性や断熱性に優れていることで知られています。構造計算を行い、建築前に耐震性能を実施すれば、耐震性への信頼度を高められます。構造計算を行わなくても建築基準法をクリアしていれば建築の許可は得られますが、丁寧な構造計算によってさらに安全性を高め、安心して住むことができるはずです。また、省エネ性に優れているのも特徴でしょう。床板と壁を組み立てた工法によって気密性が高まり、省エネ効率がアップします。気密性は遮音性とも関連が深く、外部の騒音を気にすることなく静かに暮らしてたい人も重視したい項目です。ツーバイフォーは組み立て方も特徴として揚げられます。

代表的な工法として現場施工方式とパネル方式があり、どちらもメリットが多い方法です。特にパネル方式は短期間で組み上げが完了するため、施工を急ぎたい人には最適と言えるでしょう。建築物の場合、屋根が完成しない限り風雨に晒されます。パネル方式はあらかじめ工場で作っておいたパネルを現場に運び込み、基礎部分などに組み立てを行います。事前に基礎を作る必要こそあるものの、1階建てはもちろんのこと2階建てにも対応しています。短期間で、かつ品質を保って完成させたい場合にははぜひ選択してみてください。